本川牧場について

わずか24頭の牛から
本川牧場が酪農業を始めたのは1955年。
それから約20年後、国が当時進めていた農業構造改善事業への参加呼びかけに応じ、牧場は日田市が見渡せる美濃(みのう)という高台に移転しました。
この時、連れていった牛はわずか24頭。設備はおろか、山を切り拓いたばかりの土地でまだ何もなく、すべてが手探りの牧場づくりでした。
幾多の苦難を乗り越え、牧場は1979年に法人化。以来、牛と牛乳のことを第一に考え、酪農に取り組んできました。


日本の酪農界をリードする牧場へ
現在、本川牧場が飼養する牛の数は約4,500頭、年間出荷乳量は2万トンを超え、酪農企業としては日本屈指のギガファームとなりました。
特に力を入れてきたのは、牛の病気治療と予防。社内に置いた診療部に常駐する、複数の獣医師を中心に衛生管理を徹底。飼育スタッフと日々協議しながら、さらに上のレベルを目指しています。
また、酪農界ではいち早く、従来は廃棄されていた食品生産の過程で出る未利用資源の有効利用や、ITとクラウド導入による牛群管理、大学との共同研究などに取り組んできました。
私たちは、持続可能な社会の実現と環境負荷の軽減のために酪農家ができることを常に考え、酪農界全体の発展と安定化を目標とした挑戦を続けながら、今日も「酪農のど真ん中」を歩んでいます。

私たちの
取り組み
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酪農業で先駆けとなったITとクラウド導入による先進的な牛群管理と飼育設計
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徹底した衛生管理と牛の病気予防
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最新技術の現代酪農と昔ながらの放牧の両立
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麦焼酎の搾り粕を中心に先駆けたエコフィード
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全ての搾乳牛を自社農場で育成
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大学と本格的に連携した共同研究
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自社製堆肥を活用した野菜生産
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女性活躍推進農家100選(WAP100)に選出
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海外拠点となる現地法人を有し、TMR(混合飼料)の原材料をグローバルに直接調達

目的別の3農場

美濃農場(本社)
搾乳をするメイン牧場
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敷地面積:45ヘクタール
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生乳生産:50-55トン/日
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乳牛経産牛:2,100頭
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乳牛未経産牛:500頭
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肉牛経産牛:230頭
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肉牛未経産牛:500頭
